オーナー向け経営情報
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オーナー新聞2015年8月号
2015-08-01
【生活保護支給額削減】
平成27年7月1日より生活保護の住宅扶助の基準が見直され、支給額が減額されました。問題は、減額によって現在住んでいる住宅の家賃が住宅扶助を越える入居者が大量に発生することだと言われています。厚生労働省によると、現在161万世帯ある生活保護受給世帯のうち44万世帯にこの可能性があるといいます。高齢や障害、通院などの理由で、転居によって生活に支障をきたす可能性がある場合は、例外措置として現行基準をそのまま適用することができます。そうでない場合は、賃料住宅扶助額を上回ると転居指導の対象となります。
基準額はこれまで、地域物価や特性などを踏まえて評価した「級地」と、「世帯人数」によって算定されていました。7月以降は既存2項目が細分化され、さらに、「床面積」の要素が新たに加えられました。
今年度は、経過措置などもあるため、減額規模は30億円にとどまりますが、今後3年間をかけて190億円が削減される方針となっています。
※全国賃貸住宅新聞より抜粋
生活保護の住宅扶助基準の主な変更点(概要)
*居室の他に台所、浴槽、トイレのいずれの設備も建物内にある場合には、面積に8.5㎡を加算。
川崎市では、15㎡以上の単身世帯の扶助費はこれまで同様53,700円です。15㎡未満では38,000円~48,000、
2人世帯ではこれまで69,800円の扶助費が64,000円へ減額となりました。
横浜市においては15㎡以上の単身世帯でも52,000円、2人世帯では62,000円と、全体的に引き下げとなりました。
今回の施策でもっとも影響を受けることになるのは、生活保護受給者ではなく、オーナー様です。現在入居中については経過措置により、更新時期まで新たな基準の適用は猶予されます。更新時期においては、退去リスクを考慮した家賃減額の判断を迫られることとなります。
(新川崎鹿島田店・東山)
【エアコンの効率の良い使い方】
連日、猛暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?毎日冷房を使っていらっしゃる方が多いと思いますが、今回は冷房の消費電力を抑えて部屋を涼しくする効率的な使い方をご紹介させていただきます。
「その①:部屋が暑いときは、設定温度を下げるより、風量を強くする」
冷房を使っていても部屋の中が暑いときは、温度変更ではなく、風を感じられるように工夫する方法がおすすめです。風量を強くする、扇風機を一緒に使うといった方法を使うことで、体感温度を下げることができるのです。直接扇風機の風が当たってと寒いと感じる場合は、扇風機の風を壁や天井に当てて、跳ね返ってきた風にあたるようしましょう。エアコンで消費する電力のほとんどは設定温度を下げる時に使われます。風量を強くしても消費電力は増えますが、温度を下げるときに比べると、はるかに少ないのです。
「その②:冷房は、つけ始めが肝心」
外から帰ってきて部屋の中の空気が外よりも暑いと感じたときは、すぐにエアコンをつけるのではなく、まずは窓を開けて部屋の中の暑い空気を外に逃がしましょう。熱気を逃がしてから冷房をつければ、必要以上にエアコンの電力を使わずに済みます。また、冷房時の風量設定は自動がおすすめです。この設定にすると、部屋を冷やすまでは強風、その後は微風といった、最も効率のよい風量調節を行ってくれます。反対に、消費電力を気にして、エアコンを最初から微風にしておく方法はお勧めできません。エアコンはスイッチを入れたときなど、「頑張って部屋を冷やす運転」をするときに多くの電力を使います。最初から微風で運転すると部屋が冷えるまでの時間が長くなり、結果として余分な電気を使うことになるので、自動がおすすめです。
「その③:風向きは水平または上向きにする」
そして、エアコンの風向きは下向きではなく、水平または上向きにしましょう。風向きが下向きになっていると、部屋の下部だけに冷たい空気がたまり、部屋の上の空気は暑いままの状態となります。そうすると、エアコンが部屋が冷え切っていないと勘違いをして必要以上に部屋を冷やし、余計な電力を消費することになります。冷たい空気は何もしなくても自然と下の方へとたまっていくので、風向きは水平または上向きにしても、冷えた空気は下に降りて部屋全体に届くようになるので、効率よく冷房の風を生かすことができます。
いかがでしょうか?まだまだ暑さも続きますが、皆様くれぐれも体調を崩されないようにお気をつけください。
冷房を賢く使い、暑い夏を快適にお過ごしください。
※ダイキン工業株式会社HPより抜粋 (業務管理課・石郷岡)
【JR南武支線に”新駅”誕生!!】
来年3月の開業を目指すJR南武支線「(仮称)小田栄新駅」(川崎市川崎区)について、川崎市は31日、周辺住民の投票で新駅名を決めると発表しました。JR東日本と事前に選んだ「小田栄」「小田川崎」「小田弥栄(やさか)」の3候補の中から、最も多くの得票を集めた名称を採用します。市交通政策室によると、候補にはいずれも地区名の「小田」を冠した上で、全国の鉄道駅と名称が重ならないよう配慮。利用者らに分かりやすく、覚えやすい名称に絞り込みました。
投票対象は新駅予定地周辺の11町会約9500世帯。1世帯当たり1票を投じられ、各町会が配布する投票用紙で8月5日から21日まで川崎区役所や田島支所などで受け付けます。市とJRは7月31日までに、新駅設置についての基本協定を締結。踏切を挟んだ千鳥式ホームに上屋、スロープ、簡易Suica改札機などを整備する無人駅とすることで合意しました。整備費は両者で折半し、市は本年度予算に2億7500万円を計上。秋ごろにも国の認可を受けて着工予定。その他、川崎駅北口改札の新設など、川崎エリアは環境・交通整備が進み今以上に住みやすく魅力的な街へ変わろうとしています。まずは皮切りとなる南武支線新駅の来年の完成が楽しみですね。※神奈川新聞より一部抜粋
(川崎西口本店 営業・高橋)
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ページ作成日 2015-08-01
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