オーナー新聞2024年7月号|2024年路線価発表!!|蒸し暑く感じる季節がやってきました・・・【更新】オーナー新聞2024年7月号 | 川崎・新川崎・鹿島田の賃貸は第一ハウジング株式会社にお任せ下さい!

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  • オーナー新聞2024年7月号

    2024-07-12

    2024年路線価発表!!
    路線価は、相続税や贈与税の算出するときの基準となる価格で、国税庁が道路ごとに1㎡あたりの単価を定めており、毎年7月1日に発表されます。
    今年の路線価の全国平均は、前年比2.3%上昇となり現在の算出方法となった10年以降で最大の上昇率で、初めて2%を超えました。
    上昇は3年連続。23年5月に新型コロナウィルスが「5類」移行し、訪日外国人客が各地で活況となる等、コロナ禍からの回復基調を鮮明に反映されました。

               

    神奈川県内では前年比3.6%上昇。3年連続の上昇となりました。
    神奈川県内税務署別の路線価上昇率1位は二俣川駅南口駅前通り(横浜市旭区)の15.9%で県内トップとなりました。
    上昇率トップ10に川崎市の2地点が入っています。川崎市内では、溝口駅前広場通り(川崎市高津区)が価格239万円、上昇率11.7%で県内5番目の上昇率となりました。

    一方、幸区内に目を向けると、「ラゾーナ川崎前の通り」の価格がトップで415万円となっています。
    弊社では、幸区内の路線価が10年前と比較してどの程度上昇しているのか下図にまとめてみました。

               

    「ラゾーナ川崎前の通り」は2013年に公示価格が前年比上昇率日本一になりました。
    路線価もそれに比例して価格が上昇し、10年前の2014年と比較するとなんと123.1%の上昇率。
    ちなみに弊社が面している「西口通り」は、2014年度からは80.6%との上昇率となっています。

    右図の幸区の比較表を見てもわかるように商業地、住宅地ともに下落していません。住宅地の路線価は数年前と比較して確実に上昇しています。
    ご存じのように2015年に相続税法が大きく変わり、毎年、路線価は上昇傾向にあります。
    以前の相続対策では相続を乗り切れない可能性が大きく、見直しの必要があります。

    弊社管理オーナー様には「所有物件の簡易相続税評価額」を管理報告書に同封しております。参考にして頂き、ご不安やご相談があればぜひ、当社担当者にご連絡ください。
    (日経新聞より一部抜粋・国税庁HPよりデータ引用) 資産運用部:江川

     


    蒸し暑く感じる季節がやってきました・・・

    7月に入り、ジメッとした蒸し暑い日が多くなってまいりました。平年よりも遅い梅雨入りとなり、本島の梅雨明けはまだ少し先になります。日本の夏は高温多湿というようにとても湿度の高くなる時期になります。
    今回は湿度・湿気が住宅に与える影響について書かせていただきます。


    ●湿度が高いと…
    湿度が高ければ湿気が多くなります。その湿気を放置していると窓や壁に結露が生じてカビの発生に繋がります。
    賃貸住宅におけるカビについて、湿気対策を怠ったことによるカビの発生は基本的に入居者の責任となりますが、建物の構造上問題がある場合、貸主様の責任となってしまうことがあります。
    具体的には、
    ・換気性能が悪い
    ・断熱性能が悪く窓ガラスや壁表面に結露が生じやすい
    ・床下の通気性が悪く床下からの湿気が室内に流れ込む   など
    ※特に鉄筋コンクリート造、1階のお部屋、角部屋のお部屋は湿気がこもりやすいため注意が必要です。

      


    ●湿気の溜まりやすい場所
    室内で湿気の溜まりやすい場所として挙げられるのは浴室やキッチン・洗面台などの水回り、クローゼットや押入れ・シューズボックスなどの収納場所があります。
    水回りは水気が完全に乾きにくいこと、収納場所は換気をすることが少ない・密閉された空間であることから湿気が溜まりやすくカビが発生しやすい場所となっております。


    ●湿気対策
    湿度・湿気の対策として効果的なのは以下になります。
    <貸主様にできること>
    ・定期的な換気と清掃 ・エアコンや除湿機などの設備の見直し
    ・調湿効果のある壁紙や床材を使う
    ・複層ガラスの窓や二重窓を使う
    ・24時間換気システムの導入(24時間換気義務化前の物件)
    <入居者にできること>
    ・定期的な換気と清掃 ・除湿機や除湿剤を使う 
    ・家具など置く際に周りに隙間を作る
    ・浴室利用後にシャワーで軽く流す ・部屋干しを控える
    万が一、カビが発生してしまった場合は、中性洗剤等で拭き取る・漂白を使う・クリーニング業者へ依頼するなどの対応が必要です。

      

    おわりに
    弊社では、空室時の除湿対策の実施や賃貸経営・リフォームの相談などを受け付けておりますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください。
    本店 業務部:小野


    テーマ名 

    ページ作成日 2024-07-12