オーナー新聞2023年4月号|2023年度 公示価格発表!!|強風シーズン到来 台風以外でも火災保険は使えるのか【更新】オーナー新聞2023年4月号 | 川崎・新川崎・鹿島田の賃貸は第一ハウジング株式会社にお任せ下さい!

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  • オーナー新聞2023年4月号

    2023-04-15

    2023年度 公示価格発表!!

    3月23日、国土交通省から、2023年1月1日時点の公示地価が発表になりました。
    既に新聞・ニュース等でご存知のオーナー様も多いかと思いますが川崎市幸区内の基準値について、価格順位、上昇率順位も含め掲載させて頂きました。




    川崎市幸区の最新公示地価は平均64万5333円/㎡(2023年〔令和5年〕)、坪単価では平均213万3333円/坪で、前年からの変動率は+3.27%となっています。
    宅地の平均地価は33万4842円/㎡、坪単価では110万6916円/坪、変動率は+2.52%(2022年)。
    商業地の平均地価は87万1700円/㎡、坪単価では288万1652円/坪、変動率は+2.11%(2022年)。
    幸区の最高価格地点は「堀川町72番2外」(368万0000円/㎡)で、最低地点は「南加瀬5-31-24」(26万5000円/㎡)となっており、その土地価格の差は、約13.8倍となります。
    川崎市幸区の公示価格は上昇傾向です。新型コロナウイルス禍の影響で弱含んでいた地価も地域や用途により差はあるものの上昇の継続、上昇範囲が拡大するなど、コロナ前への回復傾向が顕著となっています。
    一般的に路線価(土地の相続税評価額を算定する際の目安となるもの)は公示価格の80%、固定資産税は公示価格の70%とされています。
    2015年1月から相続税が改正され基礎控除額の縮小等で相続税額、相続税納付対象者は確実に約2倍に増えています。
    公示価格が上がることで、路線価(土地の相続税評価額)も上がることがほぼ確実、固定資産税は公示価格の上昇に比例して固定資産税も高くなると思われます。
    つまりは・・・相続時の評価上昇になるわけです。特に駐車場等で利用されている方はその上昇額に驚かれていると思います。
    とはいえ借金して収益物件を建築すれば相続時の対策になるものでもありません。建築費も年々上昇長期的視野にたち検討してゆく事が大切になります。
    一番問題になるのは貸地です。ちょっとでもご心配があればお気軽にご相談下さい。

    (令和5年)土地価格相場が分かる土地代データ参照
    資産運用部:江川 


    強風シーズン到来 台風以外でも火災保険は使えるのか

    春は夏の台風の時期を除いて一番強風が吹く時期でもあります。昨月の事にはなりますが気象庁は3月1日に春一番が吹いたと発表しました。今回は強風によって生じる被害と火災保険の適用事例についてご紹介させて頂きます。

    <なぜ強風が多いのか・被害を受けやすい箇所は>
    春頃は春一番以外に3月から5月にかけて北からの冷たい空気と南からの暖かい空気によって上昇気流が発生し、温帯低気圧が発達します。
    これにより「春の嵐」「メイストーム」とも呼ばれる台風並みの暴風が発生します。
    「春の嵐」は低気圧の中心から遠くても強い風が吹くという特徴があり、被害範囲が広がりやすいと言われております。

               



    <台風以外でも風災補償は申請できるのか>
     強風による風災の基準は「最大瞬間風速が秒速20m以上」とされています。この最大瞬間風速とは瞬間的な風の強さを指しており、「3秒間に風速が20m以上」であることが求められます。
    横浜では2017年の春一番で最大瞬間風速23.5m、2022年4月に「春の嵐」で22.5mを記録しています。(今年2月にも関東で最大瞬間風速20m以上の強風が観測されています。)
    基準を満たしている必要がありますが、台風だけでなく春一番や「春の嵐」も対象となりえます。
     しかし、強風によって生じた被害でも保険が適用できない場合もございます。それは経年劣化と被害発生から3年以上が経過している場合です。強風で建具が破損したり、外壁に傷が付いてしまった場合でも経年劣化が直接的な原因だと判断された場合や申請をせずに発生から3年が経過してしまうと適用がされませんのでご注意下さい。

    対象の建物が被害を受け、保険金対象となる一例
     ・強風によって屋根材が剝がれる      ・強風によって雨樋が破損する
     ・強風によってカーポートなどが倒れる   ・飛来物によって窓ガラスが割れる
    ※強風で屋根等が破損し、雨水が入り家財にまで被害が及んだ場合は家財も対象となります

    春一番や「春の嵐」によって発生した被害も上記の条件を満たしている場合、火災保険の風災補償が適用できる場合がございます。
    今一度ご加入の火災保険の内容を見直し、保険を利用してどの程度費用面をカバーできるのかご確認下さい。
    当社は東京海上日動火災保険株式会社の代理店ですので、火災保険についてご不明な点等ございましたら是非ご連絡下さい。
                                          
    業務部:小野 湧右


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    ページ作成日 2023-04-15