オーナー向け経営情報
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入居者の居住満足度について
2017-07-25
夏真っ盛り、賃貸市場の動きが鈍る時期です。
賃貸住宅の入居率の向上と、不満退去されにくい物件になるために、お部屋の満足度・住み心地を高めるためにはどうしたらよいのでしょうか? リクルート住まいカンパニーによる調査からご紹介します。
●入居者が優先的に改善したい部屋の性能
リクルート住まいカンパニーによる調査によりますと、最も改善したいと思われているのが遮音性能、続いて断熱性能、安全性能の順になっています。
部屋探しの際には、駅からの距離や間取り、設備、内装など、見てすぐわかることや生活利便性が重視されがちですが、実際に入居してしばらくたつと生活の中で遮音性、断熱性が気になってくるようです。このような構造的な不満が高まると結果的に早期退去になってしまいます。
特に賃貸入居者の不満は「音」と「断熱」について強く出ています。「音」については両隣、上下階の住戸の音が気になるだけではなく、同様に自分の生活音も隣や上下階に聞こえていると思うと精神的に落ち着かないこともあるとのこと。「断熱」については、その性能があまりにも低いと入居者の健康を害してしまうこともあります。
物件の構造的な部分なので、即改善するには難しいですが、賃貸物件の新築や改築をお考え中の場合ならば、考慮に入れることは重要です。
(リクルート住まいカンパニー調べ 2016年「全国賃貸住宅新聞より」)
●設備で差別化(必要なもの、満足度の高いもの)
人気設備ランキングはよく目にしますが、「退去しにくい設備」はどんなものでしょうか?
「エアコン」や「都市ガス」、「追い焚き機能付の風呂」といったものは設置率も高く満足度も高い設備ですが、差別化には効果がありません。
差別化するには、今の住居に設置されていない可能性もあり、ニーズ、満足度が高い設備が挙げられます。例えば「宅配ボックス」「遮音性能の高い窓」「無料/安価なWi-Fi」「スマートキー」「LED照明」などが該当します。「スマートキー」や「LED照明」などは導入コストも安価なのですぐに取り入れやすい設備です。
退去の理由には転勤や家族人数の変化など、やむを得ない場合も多いですが、物件過剰供給がなされている今、稼働率が低い場合は対策を立てないと市場競争に負けてしまいます。設備導入や、構造上の問題をクリアにする何らかの対策を立てることにより、満足度の高い物件にしていくことが入居率の向上につながります。
また、所有物件に4年、5年、6年と長く居住している入居者がいる場合、そのお部屋のメンテナンスをされてますでしょうか? より長く入居していただくために、例えば更新時に室内クリーニング(水廻り)をサービスするとか、エアコンを最新型に交換するといったことは最も大切な改善となります。
参考:「全国賃貸住宅新聞」 ㈱全国賃貸住宅新聞社
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