オーナー向け経営情報
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不動産を売却するときのポイント
2017-05-23
資産組み換えを検討しているオーナーにとって、低金利からさらにマイナス金利となっている今、不動産を売却するチャンスといえます。
又、最近は新築よりも中古の不動産を自分好みにリフォームして暮らす人も増えてきています。新築よりも手頃な金額であることや、ライフスタイルの多様化によってこうした流れがあることが中古住宅市場の活性化となっています。
●売却不動産に選ぶのは投資効率の悪いものから
*投資効率の悪い不動産の条件は・・・
①積算価格(土地と建物をそれぞれ現在の価値で評価し、合わせた金額のこと)より収益価格(賃貸経営によって得られる収益等から算出された価格)が低い
②賃料以外の条件や不動産会社の対応を見直しても、収益性が改善されない
③再投資により収益性が改善される見込みがない
物件査定の中で、相対的に家賃の低い物件の場合は注意が必要です。築年数が経過していて家賃が低い物件でも、リノベーションすれば築5~8年程度の賃料水準に戻る可能性があり、投資上限額がどれくらいか算出して判断する必要があります。
耐震や設備のリニューアルなど費用のかさむ工事が必要な場合もあり、投資上限額を超える再投資が必要ならば、投資効率の悪い不動産と判断し、売却検討物件となります。
●売却価格はできるだけ高く
*高く売却するポイントは・・・
①競争原理を働かせる
②情報公開度を高める
③売却期間の設定
取引事例が比較的豊富な区分マンションや一戸建てなどの場合、数社に依頼することで各社が競い合う競争原理が働き、より有利に売却することができます。反対に、住宅地でも面積が広大な場合は、販売事例も少なく相場観がないので、その土地の特性により、最も有効に活用できる企業に入札に参加してもらうようにします。
例えば、地価の高いエリアはハウスメーカー、土地が広ければデベロッパーなどが挙げられます。更に、当社では相続や不動産活用を含めた包括的なコンサルティングも行っておりますので、賃貸物件などのオーナーチェンジ物件でもスムーズな売却が可能となっています。また、売却不動産をリフォームして物件価値を高めてから売却したり、その物件を最大限活用できるように様々なアプローチからアドバイスをしております。
●市場を見極める
売却後、他の不動産に買い替える場合、市場を見極めることが重要です。不動産価格が高騰している現在ですが下落の兆しも見え始めています。高値圏にあっても在庫が増えれば市場に出回る売り物件も増え、売れ行きが落ちれば価格調整が始まります。
所有物件の売却後に別の不動産を新規で購入する場合、価格調整を待てば高収益物件を取得できる可能性があります。
参考:「全国賃貸住宅新聞」 ㈱全国賃貸住宅新聞社
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ページ作成日 2017-05-23
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