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漆 喰 (しっくい)
昔からお城の壁等に使われてきた「漆喰」
漆喰とは・・・
消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材です。
・消石灰(水酸化カルシウム)は石灰石を焼いて水を加えたものです。
・石灰石はサンゴ礁が長い年月をかけ、数億年の時をこえて、地殻変動を繰り返し、陸地になったものが石灰鉱脈で、そこから石灰石を採掘します。
この消石灰に糊(のり)やスサを加えて水で練ったものが漆喰です!
糊はつなぎとして、スサはひび割れ防止として使用されております
時代や地域により、使われるものは異なります。
《メリット》
■優れた調湿効果
湿度の高い状態だと余分な水分を吸い取り、逆に湿度が低くなると水分を放出するという湿度調整の機能を持っている
■耐火性
燃えにくい素材
不燃材料として建築基準法の中でも認められています
■消臭効果
悪臭物質を効果的に脱臭し、ペットや家の中の嫌なにおいの軽減も期待できます
■有機物を分解する殺菌性がある
強アルカリ性なので、有機物を分解する殺菌性があり、原料である消石灰は細菌が育つ・増えるのを防ぎつつ、その効果を長時間持続させます
■シックハウス症候群にも有効
シックハウス症候群の原因は、壁紙に使用されている接着材料や家具などから揮発されるホルムアルデヒドという物質が関係していると言われています
漆喰はホルムアルデヒドを吸着し、再放出しない壁材です
《デメリット》
■ひび割れ
施工環境の影響や、施工後に建物全体が揺れた場合にひび割れが発生する場合がございます
地震等のひび割れはビニールクロス等でも起こる問題です。
■施工時間手間と時間がかかる施工
塗ってから乾くまでに24時間程かかります
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漆喰は昔から使用されており、防火性の高さなどからお城の壁などにも使われてきたと言われています。
優れた調湿効果と消臭効果、シックハウス症候群の対策にもなり、塗り方によって、様々な模様や表現ができるので、世界に1つだけの壁が出来ます。